株式会社アムノス ―世界に挑戦するヒト由来乾燥羊膜の開発製造販売企業―

富山大学医学部で再生医療を研究する二階堂教授のチームでは、「羊膜」に着目して研究が進められています。
羊膜とは、妊婦の子宮内で赤ちゃんを包んでいる薄い膜で、分娩の後、胎盤とともに捨てられています。この赤ちゃん由来の組織を再生医療に生かせないか考えました。        
現在再生医療研究は、主にES細胞とiPS細胞の研究が進められています。しかし、ES細胞は、受精卵から作られるため命を犠牲にしているのではという倫理的な問題に課題があり、iPS細胞もがん遺伝子を利用するため腫瘍になりやすいという欠点があります。
これに対して、羊膜は捨てられる組織を利用するため倫理的問題がなく、ES細胞に似た性質を示すことがわかってきました。
我々は、「治療に実用できる羊膜を」をめざし、生の羊膜にマイクロ波を使った特殊技術で乾燥させることに成功し特許を取得しました。この乾燥羊膜の保存期間は、凍結状態で3カ月から、常温で2年へと大きく伸びました。さらに、子供から大人まで対応可能であり、緊急外来でも迅速に補修材料として活用の可能性が示唆されました。

我々は、富山県出身のものづくり中小企業ポエック株式会社と株式会社TSSの2社と連携し、産学連携プロジェクトを結成し商品化のための共同研究を開始しました。  
今後のプロジェクト推進にあたり、株式会社TSS朝日工場で製造し、承認申請に必要な治験等を実施する第1種製造販売業取得予定の株式会社アムノスを設立致しました。  
現在、本プロジェクトは、富山県からの公募資金などを活用して推進しており、今後の資金調達に関しても、国の大型公募に挑戦中です。経営陣は、代表取締役に来山哲二、副社長に田中淳、取締役兼最高技術責任者に富山大教授二階堂敏雄が就任致します。

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